吉原と加納

先週の連休のことですが、久しぶりのお休みをいただきましたので妻から勧められた本を一日中読んでいました。読んだ文庫本は重松清の「かぜの歌を聞け」という本ですが、この本は文章が難しい作りではあるものの、すこぶる面白いストーリーとなっています。

脱社宅ブログ
登場人物としては教師とコンビニの店員が織りなすコミカルな会話に対して、正真正銘の恋物語で、久しぶりに結末が想像できず最後の最後まで一気に読み終えました。
作家として名実ともに一流な重松清の本は非常に楽しく、文章力から想像力を轢きたてられ、はたまた本の完成度が高く読み終えたときはやっぱり本は人間の最高の趣味だなと思うほどです。

本がこれほどまでに好きになったのは割と意外と最近になってからなのですが、師匠からの言伝ですが読書という趣味は人の生活が変わってきます。
毎日一冊読めたら理想ですが私は月間2冊程度しか読んでいません。それでも二十歳になるまでは全然本なんて読む生活を送っていなかったのですぐ読書をする習慣ができてなかなかオシャレになった物だと思います。

これからも毎日少しでも素晴らしい本と出会い、生活においてエキゾチックな豆知識を与えてくれる作者や作品に出会いたいです。
みなさんもこれを機に読書と言う趣味を見に付けてみたらいかがでしょうか。心に深く影響を与えるものだし、人間的にも前に向かっていくことができると感じています。